滅びの美学
滅びの美学
地球も宇宙も滅びるだの人は死ぬだのいつも縁起でもないことを私は言っています 。
釈尊は真正面からそれを捉え、それを私は学びつつあるから仕方がないと思っています。
そして現実の私にとっては滅びの美学とでも言うべきものが必要なのではないかと思っています。
ただ私たち人類の子孫にも滅びしか待っていないのかと言うと私はそうとも言い切れないと思っています。
人類には科学という武器があるからです。
人類の歴史を50万年としても、最近千年の科学の進歩は目を見張るものがあるように思えます。
うまく環境保全を行えば数億年は地球で生活が出来ると聞いています。
長い時間です。
地球がなくなるのであれば、他の星を、宇宙が滅びるのであれば替わりの宇宙を創り出す科学を持てば良い。
長いとはいえ限られた時間に私たちの子孫は、それをやってしまう科学力を持つかもしれません 。
しかし、そんな遠い将来のことは私には確かめることはできません。
私達の子孫の仕事であり、問題です。
私に必要なのは滅びの美学ではなかろうかと思っています。
滅びの美学とは私にとっての現実を心安らかに受け入れられるようになることであろうかと思います。
サーヴァカ