短歌

短歌


日本の歌に、俳句と川柳と短歌があります。


俳句と川柳は5・7・5の語で作ります。


俳句は季語が必要とかルールがあります。


短歌は、5・7・5・7・7の語です。


短歌にも、いろいろルールがあるようですが、私は面倒がりなので、細かく勉強していません。


ちなみに、私の記憶している俳句には、次のものがあります。


古池や かわずとび込む 水の音

           松尾芭蕉


やせ蛙 まけるな一茶 これにあり

           小林一茶


閑けさや 岩にしみいる 蝉の声

           松尾芭蕉


柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺

           正岡子規


私の知っている短歌といえば二首しかありません。


一首はコマーシャルで覚えた与謝野晶子の


やわ肌の あつき血汐に ふれも見で

    さびしからずや 道を説く君


てす。なんとも色気のある歌です。


もう一首は高杉晋作のものです。小説で読みました。


おもしろき こともなき 世をおもしろく 

              (高杉晋作)

住みなすものは 心なりけり

             (野村望東尼)


晋作の上の句に野村尼が下の句をつけたようです。


短歌の場合、上の句5・7・5に他の人が下の句7・7をつけることができます。


私は若い時ある喫茶店で見た川柳が記憶に残っています。それは次の句です。


人生は死ぬ時までの暇つぶし

        ( 読み人知らず)


これは多分季語がないように思えますので、川柳だと思います。言い得て妙なんだけど、何となく前向きとは言い切れない気がします。

これを晋作に対する野村尼に見習って下の句をつけれないかと最近考えました。


皆さんはこの句をどう思いますか?


多少心に掛かるものがあったら下の句をどうつけますか?


もう一つ私の作品でこれも川柳になるかと思いますが、次のようなものがあります。


時間(とき)のなき 闇より 始まるこの宇宙 

             (サーヴァカ)


よく考えてみると字足らず、字余りなので川柳とも言えないかも知れません 。


宇宙の事を考えていた頃の作品で、調子も悪くなく良い出来のような気が当時していたのですが皆さんはどう思われますか? この句にも自分で下の句を付けてみようと思いました。

皆さんがもし付けるとしたらどのような句ですか?


一応私なりに案はあるのですが私の句

は次回述べたいと思います。




人生は死ぬ時までの暇つぶし

         ( 読み人知らず)




          サーヴァカ

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