「危険の予感」

「 危険の予感」


これは詩としては四つ目、歌詞としては三つ目の作品の題です。


作品としては作り始めた頃のもので、完成度に自信はないのですが、歌詞シリーズがアクセス数が比較的多いのでこの作品もアップしてしまうことにしました。


私が普段聞いてる音楽を高級フランス料理だとすると、私の作品はただの梅干し茶漬けだと自分では思っています。でも、世の中にはお茶漬けが好きだという人もいるかもしれないと思って、公開することにしました。




「 危険の予感」




この世には


危険なものがいっぱいあるって


誰が、いつ教えてくれたの?



この世には


危険な罠がいっぱいあるって


誰がいつ教えてくれたの?



お父さんが教えてくれたの?


お母さんが教えてくれたの?



鳥たちは近づくと


飛び立って行くけど


誰がいつ教えてくれたの?



犬たちは近づくと


ワンワンなくけれど


誰がいつ教えてくれたの?



お父さんが教えてくれたの?


生命のもとが教えてくれたの?



お魚は近づくと


水に潜るけれど


誰がいつ教えてくれたの?



木々たちは


ただそこに立っているけれど


いつから、何を思っているの?



お父さんが教えてくれたの?


お母さんが教えてくれたの?


生命のもとが教えてくれたの?



みんなみんな


いろんなことを知っているけれど


知るっていうことは


不思議なことですね


        ー完ー

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