心と体

心と体


我々の心の起源はどこにあるのだろうか?

 それは我々が与えられた世界に生物として 存在を始めた時にある。 我々のはるか祖先が微生物として生まれ、 取り巻く環境にいかに適応するか、 試行錯誤を始めた時である。 あるものは空を鳥として飛び、 あるものは 植物として千年生きる。 人はより明瞭に意識を認識することができる。 しかしそれは始まったばかりで誤りと迷いへの振れ幅が大きいのである。 それゆえ心の働きを一度止めてみよと 仏道はいうのではないだろうか。 止めて、「 原始の試行錯誤」の根本は 何であったのかを見るのである。 取り巻く真理の世界とその真理を見る心によって、 我々は存在しているのである。


           サーヴァカ

心と体・・・序

心と体・・・序 (新字源による)


心( こころ)

  人間の精神活動の根本活動となる

  知・情・意の本体。 精神


体(たい) からだ。 肉体。


知(ち) 知る。覚(さと)る。 わきまえる。


情(じょう) 

   心が物に感じて動くはたらき。

    心の作用、 感情、 愛情、 欲望、

   なさけ、 おもいやり。


意(い)   こころ。おもい。かんがえ。

「 生き方」

「 生き方」


ブッダの教えが素晴らしいと思うなら その教えにより生きればよさそうなものだが、 凡人にはなかなか難しい。


人には三つの生き方がある。


1. 自らの喜びのために生きる。


2. 他人(ひと)の喜びを自らの喜びとすることができるものは最も幸せである。


3. それらの生き方についてのこだわりを

捨て自らを空じる生き方


            サーヴァカ