心と体

心と体


我々の心の起源はどこにあるのだろうか?

 それは我々が与えられた世界に生物として 存在を始めた時にある。 我々のはるか祖先が微生物として生まれ、 取り巻く環境にいかに適応するか、 試行錯誤を始めた時である。 あるものは空を鳥として飛び、 あるものは 植物として千年生きる。 人はより明瞭に意識を認識することができる。 しかしそれは始まったばかりで誤りと迷いへの振れ幅が大きいのである。 それゆえ心の働きを一度止めてみよと 仏道はいうのではないだろうか。 止めて、「 原始の試行錯誤」の根本は 何であったのかを見るのである。 取り巻く真理の世界とその真理を見る心によって、 我々は存在しているのである。


           サーヴァカ

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