ブラフマンとアートマン

ブラフマンとアートマン   

( ウィキペディアより) 



ブラフマン( 梵)・・・ 宇宙の根本原理。 宇宙の全てを司る。


アートマン(我)・・・ 個人を支配する原理。「 霊魂」、「 自我」「 人格」


梵我一如( ぼんがいちにょ)・・・ 梵と我が 同一であること。


宇宙の全てを司る ブラフマンは 不滅のものであり、 それとアートマンが同一であるなら、当然にアートマンも不滅のものである。


ブラフマンとアートマンが同一であることを知ることにより永遠の至福に到達しようとする思想。 古代インドにおけるヴェーダの究極の悟りとされる。解脱という。


個人の肉体が死を迎えても、アートマンは永久に存続するということであり、またアートマンが死後に新しい肉体を得る輪廻の根拠でもある。


ヴェーダ・・・ 紀元前1000年から紀元前500年頃にインドで編纂(へんさん)された一連の宗教文章の総称。

ヴェーダは「 知識」の意。 バラモン教とヒンドゥー教の聖典である。



附記) ゴータマ仏陀もこの思想を土台として持論を展開している。 世界を見るとき自己とそれ以外の対象世界とに分けて考えるのは一般的なことと理解します。


          サーヴァカ

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