今をいかに生きるか?

今をいかに生きるか?



私は、長いこと、なぜ存在しているのか、 存在するとはどういうことか、私は存在に値するのかというテーマについて考えていました。


この問題を一人で漠然と考えていただけでは答えは見つかりません。 それで私は 宇宙の歴史を学び、太陽、地球の歴史と未来予測を学び、生物の歴史を学びました。


学ぶといっても、本を読み一人で考えるだけでしたが。 そういう面からいうと私は人間に生まれて良かったと思います。

多くの先人の知恵を知ることができるからです。

そうして、釈尊の思想にも出会いました。私は最近は私の捕らわれていた最初にあげたテーマについての私なりの答えが見つかったような気がしています。 どのような 結論かということについては、私のブログをお読みになっている方は 大体分かると思いますが、仏教の空の思想に近いものです。


全てのものにはこれという実体がなく相互関係により、今の姿を仮の姿として現れているものだということです。


存在の価値も相互関係により生じるものだということです。


私のこの結論が妥当なものかどうかは評価が分かれるかもしれませんが、私はこれで良いと思っています。


現実世界の実相はこのようなものであると見極めたうえで、次に問題となるのはではどのように生きるのが良いかということです。

この事に関しては釈尊は、多くを語っています。


すなわち、


怒りを捨てよ。

欲望を制せよ。

執着するな。

慢心をするな。


今思い出すのこの四つです。


現実に生きていくということはこれまでの人生の続きを終わりまで行くということになろうかと思いますが、 私はそのことについては不満はありません。


さて 私は私にとってのニルヴァーナに至れるでしょうか?


それが私の最後の心の楽しみです。



           サーヴァカ

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